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原油相場は続伸です。ただし、月曜の OPEC+ 会合を控えて動意は薄く高値・安値共に前日水準を超えていません。

10月1日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比85セント高の$75.88/bblで、引け後の時間外取引は$75/bbl台後半です。

OPEC+ は11月にも日量40万バレルの減産幅縮小を続けると見られています。一方、メディアの調査では9月の生産量は OPEC だけで前月比同40万バレル増、ロシアも同25万バレル余り増産したと推定されており、実際の生産量は目標を大きく超えた模様です。10月の生産量も合意 目標を上回るようだと、足元の強気ムードにも水を差す可能性があります。

ベーカー ヒューズによると、10月1日時点の米国の油井リグ稼働数は前週比7基増の428基でした。前年比239基減で2019年同期比は282基減となっていま す。

引け後に米国商品先物取引委員会 (CFTC) が発表した9月28日時点の建玉報告では、ヘッジファンドによるWTI 原油先物の買い越し幅は前週比4.9%増で前回の縮小から再び拡大に転じました。6月初めから9月半ばまで続いたファンド買い越しの縮小傾向は一服した感 があります。

 (参 考図表)

総取組高は前週比3.5%増。前回の4週振りの減少から再びまとまった増加を示しています。

国際エネルギー機関 (IEA) によると、中国のカーボン ニュートラルへの取り組みの見通しで2030年代初めに低炭素エネルギー需要が閾値を超えると考えられ、化石燃料需要の劇的な減少が予想されています。

他の新興国にも同様の傾向が広まるなら、石油産業への投資は手控えられることが見込まれますね。

最新情報&更新情報

2021.9.29 日本の需給を更新しました。
2021.9.30 米国の需給を更新しました。
2021.10.2 CFTC NYMEX建玉報告を更新しました。