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原油相場は小幅続落です。前日引け後の時間外取引は底堅く始まりましたが$60/bblには届かず、その後やや軟調となってい ます。

4月9日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比28セント安の$59.32/bblで、引け後の時間外取引は$59/bbl台前半です。

イラン核協議はまだ大きな進展を見せていませんが、間接的であれ協議が続くことが原油相場上昇の気勢を殺ぐ形になっています。

ベーカー ヒューズによると、4月9日時点の米国の油井リグ稼働数は337基で前週比変わらずです。直近の EIA 統計による全米の産油量は日量1,090万バレルで6週振りに前週比減少でした。

プラッツの調査によると、3月の OPEC 産油量は日量2,520万バレルで前月比同34万バレル増となりました。イランの供給量が日量16万バレル増えたほか、イラクとリビアが同6万バレル増と なっています。減産対象10か国の遵守率は120.6%でした。

サウジアラビアの生産量は、合意枠に対して日量101万バレル低い同811万バレルです。

非 OPEC の協調減産国はロシアが日量16万バレルの増産を行って遵守率は91.3%となっています。OPEC+ 合計の産油量は日量3,828万バレルで前月比同45万バレル増、減産対象国の遵守率は111.2%で前月の113.5%から落ちています。

引け後に米国商品先物取引委員会 (CFTC) が発表した4月6日時点の建玉報告では、ヘッジファンドによるWTI 原油先物の買い越し幅は前週比6.0%減で前回の小幅拡大から大きく縮小に転じました。売り玉も前回に続いて減りましたが、今回は買い玉がそれ以上に大き く減り14週振りに40万枚を割りました。

 (参 考図表)

総取組高は前週比0.6%増で2週連続の増加です。

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2021.4.7 日本の需給を更新しました。
2021.4.8 米国の需給を更新しました。
2021.4.10 CFTC NYMEX建玉報告を更新しました。