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原油相場は反落です。前日引け後の時間外取引では$41/bbl台半ばまで上昇を伸ばしたものの、その後は一進一退で供給障害 の終了見通しと共に反落に転じています。

10月9日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比59セントの$40.60/bblで、引け後の時間外取引は$40/bbl台半ばです。

ノルウェーのストライキ、交渉の妥結により終了となる見通しです。

 ■ Norway Oil Strike to End After Mediation; Crude Extends Drop (Bloomberg)

ベーカー ヒューズによると、10月9日時点の米国の油井リグ稼働数は前週比4基増の193基でした。3週連続の増加です。直近の EIA 統計による全米の産油量も前週比日量30万バレルの増加となっています。

ハリケーン デルタはルイジアナ州に上陸し、カテゴリー2に留まったハリケーンによる施設への被害は少ないと見られることから、生産は順次回復に向かうと見られます。

9日午前の段階ではプラットフォームの43%で退避が行われ、生産量の92%に当たる日量169万バレルが停止していました。

プラッツの推定によると、9月の OPEC 加盟13か国の産油量は日量2,434万バレルで前月比同3万バレル減でした。一方、ロシアら非 OPEC の生産量は日量1,272万バレルで前月比同5万バレル増加しています。

OPEC+ 全体での減産遵守率は99%ですが、ロシアの遵守率は95%に留まり、埋め合わせ減産の求められるコンゴやガボンは続き遵守率が低い状態です。また、リビ アら減産免除国の生産量も前月比併せて日量15万バレル増えています。

引け後に米国商品先物取引委員会 (CFTC) が発表した10月6日時点の建玉報告では、ヘッジファンドによるWTI 原油先物の買い越し幅は前週比1.4%増で前回の縮小から小幅拡大に転じています。

 (参 考図表)

総取組高は前週比1.6%増。2週連続の増加です。

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2020.10.07 日本の需給を更新しました。
2020.10.08 米国の需給を更新しました。
2020.10.10 CFTC NYMEX建玉報告を更新しました。